ジムで良いトレーニングが出来たかどうかはどうやってわかりますか? エンドルフィン(幸せ・痛み軽減ホルモン)が分泌され、筋肉が痛み、汗をかきます。 しかし、今回のトレーニングが前回のトレーニングと比べてどうなのか知りたいと思いませんか? あるいは、昨夜の睡眠でどのくらい心身共に回復したかを理解し、今日行うべきトレーニングを知りたいと思いませんか? そこで役立つのが、ジムで心拍数モニター(ウエアラブルデバイス)を使用することです。
胸心拍センサーが必要なのかスポーツウォッチが必要なのかわからない場合、心拍数モニターをジムの機器に接続する方法を知りたい場合、またはスポーツウォッチがワークアウトをサポートしてくれる方法を知りたい場合は、Polar デバイスを最大限に活用することで対応できます。
ジムではどのタイプの心拍数モニター(ウエアラブルデバイス)を使用する必要がありますか?
心拍数モニターに関しては、胸部または手首の2つのオプションがあります。 これら2つのオプションには驚くほどの違いがあるため、簡単に決めることが出来ます。
胸心拍センサーをジムで使う場合
胸心拍センサーは、ジムで心拍数を正確にチェックするための最良の方法です。 ウェアラブル技術のパイオニアとして、Polar は 1982 年に世界初のワイヤレス心拍数モニターをリリースし、2017 年に Journal of Medicine and Science in Sport and Exercise に掲載された研究では、Polarの胸心拍センサーが最も正確であることがわかりました (99.6%)。
胸心拍センサーは、電気信号 (心電図または ECG) を通じて心拍数を測定します。 この方法は、電気信号をモニターできるように、使用する前に胸ベルトを濡らすかジェルを塗る必要があります。ストラップを胸に装着すると、心拍数を直接測定します。
Polar H10チェストストラップには、ANT+、GymLink、およびデュアルバンドBLE(Bluetooth® Low Energy) が搭載されているため、ジム機器や複数のデバイスに接続することができます。 また、最大 30 時間の内部メモリを備えているため、近くに記録用のスポーツウォッチやスマートフォンがなくても、長時間のトレーニングセッションに使用できます。 この機能をサポートする Polarウォッチとペアリングすると、通常の起立テストにも使用でき、オーバートレーニングを避けることができます。
そのため、心拍数を高精度でチェックする必要があるタイプのジムトレーニングを行う場合は、胸心拍センサーが最適です。
スポーツウオッチをジムで使いたい場合
スポーツウォッチは、ジムで心拍数を測定する際の最も一般的な方法です。 トレッドミルで走っている途中や、スピニングバイクのクラスで力を入れているときに、時計の画面で心拍数ゾーンをチェックしている人を見るのは珍しいことではありません。
スポーツウォッチは、光学式心拍数追跡 (フォトプレチスモグラムまたは PPG とも呼ばれます) を使用します。この PPG 信号は、体のほぼどこでも測定でき、心拍数に変換して使用されます。したがって、スポーツウォッチは肌への密着度が低いということと相まって、この直接的ではない測定形式が、胸心拍センサーベースの心拍数よりも光学式心拍数追跡の精度が低くなりやすい理由です。
心拍数モニタリングに大変高い精度が必要な場合(アスリート、プロ選手、大会出場)で無い限り、スポーツウォッチは十分な精度のデータを提供します。 また、トレーニングをリアルタイムで調整できるように、データを即座に表示(見ること)できるという利点もあります。 さらに、これまでに消費したカロリー数を確認したり、音楽をコントロールしたりすることも、スポーツウォッチならできます。
したがって、そこまでの精度が必要で無く、データを簡単にチェックして見たいジムトレーニングを行っている場合は、スポーツウォッチが最適です。
ジムトレーニングガイド
ジムに行くたびに同じトレーニングプログラムの繰り返しになるとすぐに飽きてしまいます。 エクササイズに関して言えば、多彩な運動の組み合わせとなりますので、どのような組み合わせをすれば良いでしょうか?
トレーナーがいれば各自のエクササイズのニーズに合わせて、さまざまなトレーニングを組み合わせたワークアウトプログラムを作成できます。 集中したい・達成したい・強化したい分野をカバーする週間計画を作成します。 誰かがジムで「今日は脚の日」であると話しているのを聞いたことがあるなら、これは彼らの強化目標を話していたことでしょう。 また、このニーズに合わせたエクササイズ計画を採用し、それに基づいて次の数週間のエクササイズのバリエーションを作成することもできます。これにより、一カ月をカバーするワークアウトプログラムを作成できます。
自分だけのトレーニングプランを作成する、もう1つの方法は、ジムで心拍数モニターのデータを使用することです。 Polarの FitSpark™ は、昨晩の睡眠による回復状況、現状のフィットネスレベル、最近行ったトレーニングをチェックして、毎日のお勧めのワークアウトを提案します。
FitSpark では、様々なバリエーションのワークアウトがプランに組み込まれています。お勧めのプランには、筋力、有酸素運動、可動性の3 つのカテゴリに焦点を当てており、最大 4つのワークアウトをその日の気分で選択できます。 また、各セッションを通じて段階的なガイダンスが提供されるため、次の動きに気を取られることなく現在行っていることに集中できます。
FitSpark のもう 1つの重要な利点は、フィットネスの燃え尽き症候群を回避できることです。 休息と回復を記録することで、Polarスポーツウォッチは、毎日のワークアウトについて十分な情報に基づいたお勧めアクティビティを作成し、その日の身体の状態に応じて無理をしないようなプランを提供します。
心拍センサー・スポーツウオッチをジムの機器と接続しましょう
ジムで心拍数モニター・スポーツウオッチを使用することの最も優れた点の1 つは、その接続性です。 最近では、トレッドミルからローイング マシンまで、個人のデバイスに接続できるさまざまな機器が多くのジムにあるため、心拍数のチェックとワークアウトを機器と組み合わせて確認することができます。 心拍数モニターと互換性のある機器について、ジムに相談してください。
Polar デバイスを使用すると、Polar Flowをさまざまなスポーツ、トレーニング、フィットネスアプリに接続することもできます。 そのため、アプリが相互に通信しているので、ワークアウト中はトレーニングに集中できます。 Nike Training Club や Strava Live セグメントから MyFitnessPal まで、互換性のあるさまざまなアプリをチェックしてください。
心拍センサー・スポーツウオッチをジムで使う
ジムでのすべてのワークアウトでPolarデバイスを使用できます。 ウォッチで関連する Polar スポーツプロファイルを選択するだけで、ジムで行う各タイプのエクササイズを記録・チェックできます。
屋内トレーニング用のいくつかのスポーツプロファイルは、心拍数を Bluetooth 経由で自動的に接続するように設定されているため、ジム機器などの他のデバイスと簡単に接続できます。 Polar スポーツプロファイルのリストをチェックして、接続が有効になっているプロファイルを確認してください。
ジムでのランニング
ジムでのランニングにトレッドミルを使用する場合は、トレッドミルランニングのプロファイルを選択します。 これは、ランニング/ジョギングなどGPSを使って走行実績を追跡・記録するものとは異なりますので注意してください。
GPS が常に利用できない場所では、Polarウォッチは内蔵の加速度計で手首の動きから速度と距離を測定できます。 最大限の精度を確保するには、設定で利き手と身長が正しく設定されていることを確認してください。 または、ペースで走る代わりに、心拍数ゾーンに集中して走ることができます。心拍数ゾーンは常にあなたの状態を示す重要な指標です。
Pro tip: 手首からのスピードと距離の測定をさらに正確にするために、ウォッチにはGPS校正が搭載されています。詳しくはこちらをご覧ください。
Cyclジムでのサイクリング
ランニングと同様に、ジムでのサイクリングは移動していないため、GPS を使用してワークアウトを記録することはできません。 そのため、エクササイズバイクを使用している場合やジムでスピニングバイクのクラスを行っている場合は、屋内サイクリングまたはスピニングのスポーツ プロファイルを選択してください。
ジムのバイクに接続機能があれば、あなたのスポーツウォッチにいつでも接続し、記録しチェックすることが出来ます。 また、心拍数ゾーンを使用してトレーニングをチェック・記録することが出来ます。
ジムでの筋力トレーニング
筋力トレーニングは、それを目的にジムを訪れる方が多くいる人気のトレーニングです。 行うトレーニングの種類に応じて、次の Polar スポーツプロファイルのいずれかを選択しましょう。
- ケトルベル
- 筋力トレーニング
- サーキットトレーニング
パーソナル又はグループエクササイズ
一人で HIIT セッションを行っている場合でも、ジムでヨガのクラスに参加している場合でも、Polar スポーツプロファイルがあります。 インドアでのローイングやプール・スイミングなどのワークアウトの場合は、GPS 位置情報に基づく類似のプロファイル (アウトドア、ローイングやオープンウォータースイミング) ではなく、これらのプロファイルを選択してください。
- サーキットトレーニング
- クロストレーナー
- HIIT(高強度インターバルトレーニング)
- フィットネスダンス
- エアロビクス
- アクアフィットネス
- グループエクササイズ
- ステップワークアウト
- キックボクシング
- インドアローイング
- プール水泳
- ボディ&マインド
- 体幹トレーニング
- モビリティトレーニング
- ピラティス
- ストレッチ
- ヨガ
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ポラールのブログで紹介される内容は、必ずしも全ての方に当てはまるわけではございません。新しいトレーニングを試す際には、事前に医師やトレーナーと相談してください。