トレーニングすることでのモチベーションが上がらない、目標が明確でない等のお悩みがあればトレーニングの実績の記録を取ることをお勧めします。
W自分のトレーニングを記録するとなると、宿題のような感じがするかもしれませんが、実際には、プロ選手になった気分になれるツールなのです。今日からトレーニングの記録を取り始める方法と理由は下記の通りです。
トレーニングの実績の記録を取るとは?
トレーニングの実績の記録とは、すべてのトレーニングセッションに関する客観的なデータと自分の感覚を確認して記録として取っておくことです。
これは、トレーニングの前後に心と体の両方の状態を把握するための重要なツールです。 また、パターンを観察し、成果を振り返ることもできます。 さらに、コーチやパーソナルトレーナーにも自身の詳細な情報を提供でき効果的なアドバイスを得ることが出来ます。
トレーニングデータを使用して、役立つ情報を確認することができます。 更に大切なことは、詳細にそのデータを確認して、より効率的に次回以降のトレーニングに活かしていくことです。
トレーニングの実績の記録を取ることの利点
「なぜトレーニング実績データが必要なのですか?」と尋ねる人もいるかもしれません。 何年もデータを使わずに運動していて、自分のやり方に満足しているかもしれません。 ただし、トレーニングの実績データを使用することには、トレーニングの効率を上げ、目標に早く近づき次のレベルにステップアップするために役立つ利点が多くあります。
やる気と集中力を高める
自分がどこまで到達したかを確認し、進捗状況を認識することは、やる気の源です。 多くの場合、特にジム、チーム、友人またはオンラインで他の人と自分を比較すると、自身の体力・パフォーマンスの改善度合いを忘れがちですが、トレーニング実績の記録があると、自身の日々のトレーニングがどれだけ報われているかを確認できやる気を持って継続できるようになります。
あなたの目標を触発します
目的を持ってトレーニングするよりも優れたトレーニングはありません。 集中できる達成可能な目標があると、日々のトレーニングで何をしているのか、またその理由を理解・思い出させるのに役立ちます。 また、いつその目標に到達したかを認識し、次にどこまでトレーニングを行いたいかをプランすることができます。
自主的に計画・実行できる
一人でトレーニングをしていると、わざわざ運動しなくてもいいかなと感じることがよくあります。 しかし、トレーニングの実績の記録をつけるということは、上手くいかなかったりした時の理由を明確にすることが出来ます。トレーニングの実績を記録していれば、運動しなかった期間のデータを事実として再確認することが出来ます。トレーニング実績を記録することで、自主的に健康的な習慣を維持し、自分自身で認識することが出来ます。
振り返りの為のツール
各トレーニングの後に少し立ち止まって、それがどのように感じられ、何を達成したかを確認すると、トレーニングの認識が高まり、各トレーニングから得られるものを高めることができます。 また、マラソンや競技会の終わりを数か月後、数年後の期間で振り返ることができる優れたものです。 一部のアスリートは、10 年後の自分のありたい姿をイメージして、同じトレーニング内容の結果を比較することもあります。
トレーイングパターンのサポート
自分のパターンを理解することは、トレーニング内容を計画したり、自分のリズムを意識したりするのに役立ちます。 記録する情報に応じて、結果を定期的に観察することで、パターンに関する改善につながる可能性があります。 特定の曜日にいつも疲れていることや、特定のウォームアップ後にパフォーマンスが向上していることに気付く場合もあるでしょう。
トレーニングの何を記録するか
トレーニングの記録を取り始めると、何を継続して取り続ける必要があるかを理解するのが難しい場合があります。 時間が経てば、何が最も有効な気づきと改善点を引き出すことができるかがわかりますが、最初は次のような情報を記録しておくことをお勧めします。
トレーニング前の確認データ
- 睡眠:睡眠時間や睡眠の質及び睡眠による回復度合いをPolarのデバイスのデータであるNightly Recharge™で確認・記録しておきましょう。
- 調子:今日の体調はいかがですか?
- 個人的な感覚:前日の飲みすぎやストレス・心的な調子は問題ありませんか?
- 身体的な状態:痛みのある所や前日の運動の筋肉痛などはありませんか?
- 身体情報:体重・身長・体脂肪率
トレーニング後の振り返りデータ
- 運動環境: インドア・アウトドア、天候、気温はどうでしたか?
- 感覚的な運動強度:自分での感覚的な運動強度・達成度合いはどのぐらいだったでしょうか?
- 運動の主要な数値 :例えば平均・最大・最小心拍数と心拍数の回復スピード
- トレーニングのタイプ:強度の高いHIITトレーニング又は低強度のストレッチ、ヨガでしょうか?
- トレーニングの詳細:具体的にどのぐらいの時間・強度のセッションをどれぐらい行ったでしょうか?
- トレーニングの感覚:実は大切なのですが見逃しやすいのがトレーニング中及び後のフィーリングです。気分よくできましたか?
- テストの感覚:テスト(ランニング・ウオーキング・サイクリング)を行った場合はその感覚と結果。
- 全体的な感覚:もしその日のトレーニングが最高だったらどのようなことをしたか、トレーニング後によく眠れたか、目標に対して進捗があったか?
トレーニングの実績を記録する賢い方法
Polar Flow
Polar Flow は、トレーニングに関するすべての重要な情報をPolarウォッチまたはセンサーから自動的に記録するため、トレーニングの為の最高のツールです。 距離、心拍数、トレーニングの長さなど、ほとんどのデータ記録作業はすでに完了しています。 スマホ又はPCで Polar Flowをより詳しく確認することが出来ます。
Polar Flow は、トレーニングに関するすべての重要な情報をPolarウォッチまたはセンサーから自動的に記録するため、トレーニングの為の最高のツールです。 距離、心拍数、トレーニングの長さなど、ほとんどのデータ記録作業はすでに完了しています。 スマホ又はPCで Polar Flowをより詳しく確認することが出来ます。
トレーニングデータの記録にPolar Flowを使用するそれ以外の優れた機能の1つは、Strava、Adidas Running、Nike Run Club などのさまざまなトレーニングアプリに接続・同期できることです。 トレーニングデータをPolar Flowで自分で確認するだけでなく互換性のあるアプリで友達と共有することもできます。
日々のトレーニング日記
紙とペンですべてを書き留めるのが好きな場合は、毎日の日記を使用することで、ワークアウトのログを簡単に記録できます。 必要な詳細レベルに応じて、適切なサイズのダイアリーを選択して、ワークアウトと目標を記録しましょう。 必要なときにいつでも使えるように、ジムバッグや自宅の機器と一緒に保管すると良いでしょう。
従来のトレーニング日記を使用する利点は、曜日と日付が既に割り当てられているため、トレーニング情報を追加するだけで終わることです。 オーバートレーニングしがちな場合は、休息日からどれくらい経ったかを簡単にトレーニング日記で確認することもできます。
スプレッドシート
データを記録するのが好きなら、トレーニングを記録、分析するためのスプレッドシートを作成するのも良いと思います。 オンラインで「トレーニング ログ テンプレート」を検索すると、トレーニング情報を整理する方法の例がいくつか見つかります。 ご自身のトレーニングスタイルと記録する詳細レベルに合わせて調整しましょう。
トレーニングログシート(紙出力)
スプレッドシートを使用するのと同じように、「トレーニング ログ テンプレート」を検索すると、セッションごとに印刷して紙に記入できるテンプレートがいくつか見つかります。 そのシートをクリップバインダーに挟んで記入していくもの良いかと思います。
ジャーナリング(書く瞑想)
すでに毎日ジャーナリングをしている場合は、トレーニングログをこれに含めることができます。 おそらく、人生の目標を視覚化したり、メンタルヘルスを向上させるために、毎日の瞑想の一環として日記をつけているでしょう。 この情報にトレーニングの詳細を追加することは、全体的な健康状態の一部としてフィットネスの状態を記録する優れた方法です。
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ポラールのブログで紹介される内容は、必ずしも全ての方に当てはまるわけではございません。新しいトレーニングを試す際には、事前に医師やトレーナーと相談してください。